ドナドナの原因判明 [メンテ・工具]
走行中に急にパワーを失った通勤快速、
ドナドナとなった原因を調査です。
シートとメットイントランクを外して、エンジンと対面。
ドライブプーリー側のフィルタケースを外して、クランク軸端をレンチで回します。
カムシャフト横の点検孔からカムシャフトの動きをチェックしたところ、クランクを回してもカムが回っていないことが判明。
これを見て全身脱力、面倒なことになりました。
とりあえずヘッドカバーを開けてカム回りを観察。
チェーンが外れています。が、普通は外れるほど緩む余長はないので・・・
切れてます。自車では初体験。
24年、6万kmなので脆弱部分に疲労がきたのか。
四輪車なら外から取替できるように造ってあるのですが、二輪車はクランクケースの中に入っているので取替は相当面倒な作業です。
やる気チャージが出来るまで暫し時間を要します。
2019-07-07 23:59
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コメント(2)
これ見て思い出しました。
学生時代、ランタボのタイミングベルトが切れて、講義をさぼって交換して乗ってたら、ほどなくまた切れて。
三菱に勤める友達に相談したら、そのパターンはベルトが劣化して切れたのではなくてカムの潤滑不良で抱きついて切れるパターンだから、まずはカムの潤滑を確認すべし、と。
ランタボの解体車が豊富にあった頃なので、エンジンごと載せ換えてしまいました。
タイミングチェーンが切れるなんてよっぽどだと思うし、四輪より数段面倒くさい作業なので、単にチェーン交換で済ますとかはあとあと大変なことになるのでは?
前回の組み上げのときにオイル通路に液体ガスケットが付いてしまってて、みたいなはっきり分かる事象だといいですね。
by hide (2019-07-11 20:03)
なるほど、カム側の抵抗増大なんて想像だにしませんでしたが、有り得ますね。
カムやタペットのスリッパー面はキレイでしたが、再度仮止め中のヘッドカバーを外してカム周辺を確認してみます。
以前のウォーターハンマー時に、バチンと衝撃をかけたチェーンのリンクが疲労破壊したのではないかと踏んでいるのですが、こればかりはしっかり内部をチェックして判断せねばなりませんね。
by hi_sun (2019-07-24 00:03)