燃料タンクの錆取り(3) [メンテ・工具]
タンク内の地金をアルカリ処理するためにマジックリン溶液を満たして5日間静置したタンク。
溶液を抜いて、錆と変質ガソリンの残渣が混ざった塊が出なくなるまで何度も水洗浄。
キレイになりました。
元はこれでした。
水で濡れたままではまた錆が出てしまうので、水置換性能の高いスプレーオイルをタンク内全体にたっぷり吹きつけて地金表面から水分を浮かせ、再度しっかり排出して、ガソリンで1:1に希釈した2サイクルオイルを入れて全体に行き渡るように振り回して防錆しておきました。
これで当面は錆びの問題はないでしょう。
仕上げに塗装が薄くなって所々下地が出ていたキャップをスプレー塗装。
タンクの凹み出しや補修塗装もしたいところですが、趣味性の高い物ですしキレイにし過ぎると年を重ねた良い味と貫禄を失うのでグッと我慢。
タンクを軽く磨いて、見えないけどタンク裏の薄錆にもサビチェンジャーを塗って防錆処理して完成です。
預かりから3週間、やっと友人に返せます。