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放浪記(4) [くるま・バイク・乗り物]

この博物館は、昭和の懐かしい実用車が多数収蔵されているのが工場長のツボ。
スカイライン並び。
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R32以降のGT-Rの中古車は以前はお手頃だったのに、製造から25年過ぎて米国へ引っ張られて行くようになった今ではすっかり高根の花になりました。
デザインではトヨタ2000GTに比肩する格好良さのフェアレディ。
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ハコスカより希少なZ432。2000GTの218台より多いとはいえ、419台しか作られなかったとか。
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レースエンジン直系のS20エンジン。メカニカルで美しい。
こちらは240ZG。工場長はZ432よりこちらが好み。
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子どもの頃、このGノーズに萌えたものです。
日産つながりで、オーテックザガート2車。
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レパードにイタリアンデザインの手作りボディを載せた名車?迷車?
同じイタリアンデザインで手作りボディと言えば、いすゞ117クーペ。
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流麗で美しい車です。
これもイタリアンデザインのピアッツァ。
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当時、法規上やむを得ず付けたフェンダーミラーにジウジアローが激怒したという逸話もあり。
インテリアデザインも未来的でしたが、メカは古典的なFRジェミニでした。
いすゞの造る乗用車はスポーツライクな良い車が多かった。
オペルカデットと兄弟車だったFRジェミニに、テレビCMのトリッキーなアクロバティック走行にワクワクしたFFジェミニ。
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地味だけど小型箱スポーツ好きにはたまりません。
小型スポーツと言えば、外せない2台のホットハッチ。
シティ・ターボ2
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マーチ・スーパーターボ
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この当時はシャレードデトマソ、韋駄天スターレット、CR-X、カルタスGTI、新大陸ファミリアGT-R、パルサーGT-Rなど、楽しい小型ハッチバック車が多かった。カタログスペック上、1psでも多い者勝ち。今のようにドアが電動で開いたりシートがフルフラットになるなんて事はどうでも良かった時代です。
国産車だけでなく外国車も多数。
シャープでハンサムだった時代のBMW3.0CSL
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小型だけど高級車、英国の気品を感じるバンデンプラプリンセス。
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顔とテールランプだけ似せたミツオカのとはオーラが違う。
フランス製のシムカ。
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RRゆえのっぺり顔だけど、ラリーでも活躍したというヒストリーがあるだけで格好良さ5割増し。
ベルリンの壁崩壊後、こんな車がまだ造られていたのかと驚いたトラバント。
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紙で出来た車だと言われますが、ボディは紙にレジンを含浸させた似FRP。相当重たそう。
外せないVWは、空冷を数台収蔵。
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タイプ1、カルマンギア、タイプ3、タイプ4が並んでいました。
バスや水冷は探し方が悪かったのか見つけられませんでしたが、広い館内のどこかに並んでいたはず。何なら工場長のゴルフ3GTIも持ってきて並べるのに。
乗用車やスポーツカーだけでなく、働く車も多数。
ロンドンバス
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2階はオープン席です。
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いすゞのボンネットバスBXD30
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always3丁目の夕日で実際に使われた車両だそう。
この車内と運転席の眺め、ノスタルジックです。
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高級ノスタルジックな、300SL
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幻の和製スーパーカー、ジオットキャスピタ
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こんなのが市販前提で開発されていたのですがら、バブルっていい時代でした。
〆は工場長の大好物、軽量スポーツカー。
コスモスポーツ
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マットビハイクルになった車です。ボンドカーになった2000GTと並んで、この車も日本の宝。
ロータスヨーロッパ
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英国ライトウエイトの極み。でもFRPボディのせいかサイズの割りに意外と重たい。
日英ライトウエイトの競演。
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この2車、こうして並ぶとイメージ、デザインともにどことなく共通するものがあるように思います。
この日は時間の関係で駆け足で見て回ったため収蔵車の1/3程度しか見られていないのですが、とにかく数が多いし車との距離が近い。
クラシックカーやスーパーカーと並んで庶民的な懐かしい車も多く、見る人それぞれに懐かしい想い出が蘇るタイムマシン的博物館。特に昭和を生きた人は足が止まる展示が多いはず。
http://mmj-car.com/
次回はここも弁当持ちだな。


2019-08-17 23:59  nice!(0)  コメント(0) 

放浪記(3) [くるま・バイク・乗り物]

航空プラザから小松市内を抜けてR8のバイパスに入り、南へ少し下って日本自動車博物館へ。
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大きな自動車博物館で、3フロアに展示車がぎっしり。収蔵車両は500台以上だとか。
入口前のアプローチには、アストンマーチンとベレットとリンカーンが駐めてありました。
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中でもこのベレット、見た目はクラシカルですがメカニズムにはだいぶ手が入っている様子で、ホイールの隙間から覗くエンドレス製のフロントブレーキキャリパにやる気を感じます。
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建屋入口に鎮座するスバル360デラックス。
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亡父の最初のマイカーでした。工場長がまだ小さい頃、これに家族5人が乗って北海道一周しましたが、今思えばほぼ冒険。
入口を入った目の前にはトヨタ2000GTが。
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しかも前期型と後期型の2台揃い。
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もう言葉が出ない。日本の宝。
どちらか1台くれるなら迷わず補助灯の小さな後期型です。ま、望んだところで誰もくれないけど。
ダルマセリカの後期型とセリカリフトバック。
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リフトバックは略してLBなんて書くのが格好良かった。
初代カローラKE10の後期型。
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サニーに排気量100ccの差をつけて差別化してセールスしたとか。
亡父の2台目のマイカーでした。小型軽量でルーミーなボディは今でも十分通用しそう。
2代目カローラTE27レビンの後期型。
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DOHCの2TGかOHVの2TBの何れかは確認出来ず。
3代目コロナ後期型と6代目コロナ2000GT。
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トヨタ版羊の革を被った狼。両車共に親類が持っていて載せてもらったことがありました。
コロナマークⅡだった4代目と、トヨタマークⅡになってコロナを捨てた5代目。
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このツインターボのバッジに萌えたものです。
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これも日本の宝、トヨタスポーツ800、通称ヨタハチ。
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2000GTのスケールダウン版と思われがちですが、ヨタハチの方が開発・リリースは先。
車重580kgの超軽量さは、馬力頼みでどんどん戦車化してゆく現代のスポーツカーに見習ってもらいたい。


2019-08-17 23:59  nice!(0)  コメント(2) 

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