ドアミラー分解 [メンテ・工具]
ポルシェ996の左ミラー、前オーナーが駐車場で度々いたずらに遭い、たたみ方向と逆にサバ折りされてもぎ取られたそう。
実装品は取替えましたが、折られたミラーを修理出来ないか検討のために分解。
ヒンジの軸の根本から折れています。
先ずはミラーを取り外し
ミラーヒーターのケーブルコネクタが固着していましたが、何とか破壊せずに外せました。
角度調整のモーターユニットを取り外し
ミラーのフレーム部分とハウジングカバーを分離。
折れたヒンジ部の軸の中をリモコンケーブルが通る構造で、折れてもケーブルでぶら下がって飛んでは行かない構造でした。
ケーブルを抜くために、モーターユニットに繋がるコネクタハウジングからピン抜き。
これで軸部分に通っているケーブルを抜くことが出来ました。
分解完了。
真ん中が折れたヒンジの軸部分です。察しの良い方は、どうやって固定されていたかが分かるはず。
折れた部品を重ねてみました。
軸の根本の一部は欠損しています。上の部分に皿とU字のリテーナが入ってスプリングを抑え込んで、下の浅い凹凸溝の部分でミラーを開/閉位置で固定しています。