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医療安全の本質って何だ? [小ネタ]

5月に神大病院の医療安全担当から、手術中に発生した事故は医療過誤でしたと報告( https://hi-sun-kobe.blog.ss-blog.jp/2022-05-18 )を受けたのに・・・
今夕、医療安全の親分に呼ばれて話を聞きに行ったところ、バルーンカテーテル挿入による尿道損傷は、過誤ではなく手術治療の「合併症」だと。
処置中の尿道損傷という表現も消して、処置中に稀に出来る偽尿道が形成された(勝手に出来た)合併症だ、と他人事みたいに言い出しました。

それは合併症ではないでしょう?と言う意見に対しては、素人さんにはなかなか理解出来ない言葉ですよね~などとナメたことを。こちら学生の時に病理をかじってるんですけどね。
神大病院の医療安全委員会って、責任逃れがお仕事なのか~。本来の仕事、医療事故の再発防止に取り組む気はなさそう。腐ってる。

「がん切除とは関係のない処置をインフォームドコンセントなしに当日予定外で実施したうえに、OP室ナースのチョンボでやらかしたんやろが!」と怒鳴りたくなるのをグッと抑えて、とりあえず伺いましたので持ち帰ります。と言って今日のところは引き揚げました。

合併症と言えば病院の責任にはならないという作戦でしょうが、突っ込みどころ満載。
合併症の定義には、原疾患に対する手術などの治療に伴ってある確率で不可避に生じる症状も含みますが、今回の尿道損傷は原疾患に対する治療ではないですからね。額のガンにメスを当てた合併症で尿道に穴が開くか?っちゅう話です。あり得ない拡大解釈です。

これまで以上に攻め所が増えました。次の面談までによく作戦を練ろう。
むしゃくしゃするので、神戸港の夜景を見て気を静めてから帰ります。
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2022-07-20 22:32  nice!(0)  コメント(0) 

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