フォーサイト リアブレーキ修理(1) [メンテ・工具]
リアブレーキレバーの握りの感触が甘くなりました。効くんだけど、エア抜きのように素早く2~3回握らないとがっちり感が出ません。
何度エア抜きしても改善しないので、ブレーキマスターのピストンシールの劣化で1ストロークの吐出量が減っていると推理して、ブレーキマスターのオーバーホールを実施。
簡単な作業なのに、スクーターの場合はハンドル周りのカバー外しが一苦労。作業時間の80%はカバーとの格闘です。
隠れた多数のネジと格闘してカバーを取り外し、やっとリアブレーキマスターが露出しました。
ブレーキレバーを取り外して
ピストンの頭に嵌っているダストカバーを取り外して
ピストンを固定しているスナップリングを外します。
使用する工具はこれ、スナップリングプライヤーです。
スナップリングを締め込んで内側に縮めてピストンごと引き抜きました。
目視では劣化は分かりませんが、製造から25年が経過してゴムの硬化や変形があるかも知れません。
用意した新品のピストンキットに交換します。
シリンダを清掃してから、シールを組み込んだスプリングとピストンを挿入して
新しいスナップリングで固定し
ダストカバーを嵌めて、ブレーキマスターのオーバーホール完了です。
2023-09-11 17:20
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