印象主義は印象的でした [小ネタ]
平日のお昼に中之島へ。
目的地は中之島美術館です。
ずっと行きたかったモネ展へ。
さあ包まれてみましょうか。
今回のテーマは「連作」だそうで、おそらく日本では初めての展示形態。
比較的空いていると思われる平日のお昼どきを狙って行ったので、じっくり鑑賞することが出来ました。好きな画をじっと観ていると心が動くのを久しぶりに実感。
たくさんの展示のうちごく一部は撮影可でした。
この3枚の画、同じWaterloo Bridgeを描いたものです。
光や色の捉え方や背景とのコントラストなど、気象や時間で描き方が違って全く表情が異なります。これぞ連作の面白さでしょう。
晩年のモネの代表作とも言える睡蓮の展示もたくさん。
低い視線から水面だけを捉えた画なのに、その水面を囲む景色まで見えるような錯覚を覚えます。
キャンバスを縦に使って独特の画角で対象を切り取った作品は奥行き感がすごい。画の先の遠くの景色まで見えてくるよう。
習作や睡蓮以外の展示もたくさんあり。
1890年代のマルモッタンを描いた画も好きですが、今回の展示では1980年代のジヴェルニー他の風景を描いた画がとても心に刺さりました。
会場への再入場は出来ないものの会場内を行きつ戻りつは許されるので、何度も戻って見返していたので滞在時間3.5時間。
モネさん、あなたの画はすごい。後世に残る宝です。
構図の作り方、遠景の描き方、水面の捉え方やコントラストの使い方などなど、今回は発見もたくさん。何より本物からしか得られない感動にじっくり浸れる嬉しさ。
こいつは何を言っているんだ?画なんて好きなものを好きなように観たら良いんだよ!というあなた。大正解です!
2024-04-26 20:32
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