ブレーキ整備(2) [メンテ・工具]
取り外しの逆の手順で新しいアルミ製ホイールシリンダを取付けます。
ブレーキシューを取付けます。(2箇所のピンとスプリングで留っているだけ)
ハブベアリングは灯油で洗浄後、スプレー式のモリブデンペーストを隙間からたっぷり注入。 テーパーローラーの勘合部にもグリスガンでモリブデングリスを押し込みました。
ハブ兼ドラムの取付けの山場、ベアリング固定ナットの締め付けは微妙な調整が必要です。
緩いとガタが出るし、締め過ぎるとベアリングがロックして軸ごと車輪がもげます。
締め加減の目安は、指でいっぱいまで締めて、そこからレンチで30°。
緩み止めのカバーと割りピンを入れて固定。
最後にグリスカバーを嵌めます。 水封のために嵌め合い部にはグリスをたっぷり塗っておきます。
カバーを叩き過ぎて変形しているものを見ますが、周囲を均等に軽く叩いて行けばきっちり入ります。
この後、ラインのエア抜きとサイドブレーキ調整をして完了。
これでブレーキ液漏れからは開放されました。
2008-09-27 09:25
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以前は手のひらでわっか書くように揉み込んでいたのですが、グリススプレーをローラーの1本1本の隙間にスプレーノズル(金属製の細いやつ)を差し込んで注入した方が確実そうで最近はずっとこれ。
エア抜きはシャンプーボトル改造のワンマンブリーダでやってます。
200~300ccのシリンジがあったら一発なんですけどねぇ。
最近、大型のシリンジって手に入らなくなってしまいました。
by hi_sun (2008-09-27 22:44)
酔っ払いでコメント書いてて、誤って元コメント消してしまったようです。
hideさん、ごめん。m(_ _)m
by hi_sun (2008-09-28 08:39)