工場長の部屋

R1100RS車検準備　[メンテ・工具] [編集]

長らく放置状態だったBMWの継続車検を受けるべく整備開始。

各部清掃して注油して、点検終了。
バッテリーとエアクリーナは要交換でしたので、リプレース用を準備。

共に左サイドカウルとその裏に隠れた左レゾネータパイプを取り外すだけで交換可能。

エアクリーナボックス上部の吸気温度計のコネクタを抜いて蓋を上へ浮かせて古いエレメントを抜き取り、

新しいエレメントをややねじ込み気味に差し込んで交換完了。

バッテリーは前回からUPS用の鉛シールドを流用しています。
新旧比較。

新しい方は端子が埋め込み式のボルトゆえ、L字金具でバッテリーケーブルとの接続ターミナルを作って取付しました。
2年ぶりにオイルも交換したのですが、抜いたオイルはほぼ新油でした。それもそのはず、前回車検からの走行距離＝1500km・・・

フィルタはそのまま流用で、オイル約4.2Lを入れて完了。
大きな空冷ゆえオイルも多め。
夏場の油温上昇で粘度低下した際のおまじないに、真っ黒い二硫化モリブデンのハンマーオイルを2％ほど添加しておきました。

オイルフィルターのメッシュが50ミクロン程度、ハンマーオイル中の二硫化モリブデン粒子は5ミクロン以下なので、トラップされることなくエンジン内を個体潤滑してくれるはずです。

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