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休日の救援3連発(3) [メンテ・工具]

休日の朝からこれ( https://hi-sun-kobe.blog.ss-blog.jp/2022-12-17 )とこれ( https://hi-sun-kobe.blog.ss-blog.jp/2022-12-18 )の救援を完了して救援3件目。VWユーロバンウエストファリア。
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アイドリングが高めでかつ安定せず、アクセルオフで大きなショックを感じるとのこと。また走行中にアクセルを踏み込むとエンジンチェックランプが点灯しエンジンストールして度々エンコするそう。
走行中にエンジンチェックランプが点くのは燃調不良やそれによる失火が主な原因。排気が透明でガソリン臭くなく、スロットルを開ける(吸気量が増える)と失火してストールすることから、燃調がリーン(ガスが薄い)になっていると推定。原因第1位はスロットルバルブ以降で二次エアを吸っているパターン。
先ずはエンジンルーム内の傷んだバキュームホース(多数)を新品のシリコンチューブに取替え。
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アイドリングが1100rpm程で高いのは、オーナーが予防保全的に取り替えた中華製アイドルスタビライザーのエア通路がシャッターの調整不足で暖機後も開き過ぎていると考えて、元々付いていたオリジナルのVDO製を内部洗浄して戻し。
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ついでにスロットルバルブボディの手前のゴム製インテークパイプをずらして、スロットルバルブボディやバタフライバルブに専用クリーナーを吹き込んで洗浄。
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洗浄・組立て完了後、バッテリーターミナルを取り外して10分ほど置いてECUの放電を待ってシステムをリセットしてから、バッテリーを再接続してスロットル全開でキーON→10秒保持→キーOFF→普通にエンジンスタート→アイドリングで水温が上がるまで放置して、スロットルバルブ位置を再学習させました。
これらの作業の甲斐あって、アイドリングは800rpmの規定値で安定、アクセルオフで感じたショックも解消、走行中のエンジンチェックランプの点灯やエンジンストールも解消して安心して乗れる状態に戻りました。
1日で3件の救援+出張修理を完了。昼前に自宅を出発してから飲まず食わずで作業完了したのは20時前。良く頑張りました。>自分


2022-12-19 22:09  nice!(0)  コメント(0) 

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