R1100RS 車検です [メンテ・工具]
タイヤ交換( https://hi-sun-kobe.blog.ss-blog.jp/2023-04-25 )が済んだR1100RS、枯れたバッテリーを新品に交換。BMW純正は高価なので、秋月電子のLongバッテリーを使用。( https://hi-sun-kobe.blog.ss-blog.jp/2016-05-03 )
寸法は似ているけど、マイナス側ターミナルの高さが合わない。
なので、ホームセンターに走って角金具を調達。
こうして、
こうして、
容量確保のために同じ物を2枚重ねにしてターミナルとアースケーブルの隙間のL字部分を渡りました。(急いだので写真撮り忘れ)
バッテリーを取り付けたので、エンジンを始動して最終チェックしたところ、前ブレーキのブレーキランプが点灯しません。
犯人は前ブレーキレバー根本に付いているマイクロスイッチ。
ここには簡単なカバーが付いてるのですが、水はかかり放題。
下面の取付ビス2本は錆びています。と言うことは、スイッチ内部の接点も錆びている可能性大。いや、間違いなく錆びている。
継続車検前日の夜、時刻は22:00。代替の部品などあろうはずもなく、受験をキャンセルすることも頭をよぎりましたが、これしきで諦められないのが工場長の性格。
外して、接点復活剤とCRCを吹いて、接点が潜んでいるであろうオレンジ色のスイッチ近傍をドライバーの柄でひたすらタッピング(コンコン叩く)すること1時間、夜中の住宅地のガレージから響く鈍く怪しげな打音・・・だんだんとブレーキランプが点く頻度が上がっていき、とうとう復活しました。酸とオイルが浸透した接点の錆が、与え続けた振動で剥がれたものと思われます。
応急処置ですが、これで車検は受けられる。
作業と試乗確認を0:00に終了し、急いで書類を整えて、翌朝9:00に魚崎の兵庫陸運部へ。
車検では左右のパニアケースを積む必要はないのだけれど、後輪荷重に少しでもかかわるかと思いフル装備で受験。
軽自動車税の納税証明は、すぐ近くの東灘区役所へ立ち寄って取得。
自動車会館で書類を作って、重量税と検査登録費用の印紙を買って、自賠責も継続で加入。
3番窓口で書類チェックを受けて、検査ラインへ移動。
二輪はこの自動テスターに前輪後輪を順番に乗せて、前の電光掲示板の指示に従うだけ。
鬼門の光軸も今回はバッチリで1発合格でした。
合格のハンコをついた書類を2番窓口に出して、
新しい車検証が出ました。
車検証自体は従来の1/3くらいのサイズになって、個人情報の記載もなし。
もう1枚発行される自動車検査証記録事項には従来通りの項目で記載あり。だったら従来通り車検証1枚で済ませば良いものを。
検査証記録を見ると、前回車検時の走行距離＝40100km、今回の走行距離＝40500km・・・2年で400kmしか乗っていない。猛反省。
エンコ救援を求められた友人に「乗っていないとバッテリーが枯れたり部品が固着したりと色々と傷むので、ちゃんと乗りましょうね」なんて偉そうなことを言ってゴメンなさい。硬化して怖かったタイヤも交換したし今年はしっかり乗って放置はしない。たぶんしないと思う。しないんじゃないかな・・・まちょっと覚悟はしておけ。♪
ナンバープレートに検査有効期限のシールを貼って完了。
今回の継続車検の法定費用は、
自賠責＝8760円
自動車重量税＝5000円
自動車検査登録＝1800円
※合計＝15560円
あとはタイヤ、バッテリー、オイル、フルード、その他諸々の消耗品やケミカルや雑材と、工場長の労力(プライスレス)のみ。
今回も楽しく作業してお安く継続車検を通すことが出来ました。
乗るぞ！と言うことで、帰りはぶらっと200kmほど高速道を気持ち良く流してきました。
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