犯人特定 [メンテ・工具]
高知での墓参後と帰路にエンコした996。
冷えていると何事もなく温まると停止する犯人はコレ。
クランクの回転数を検知しているクランクスピードセンサーです。BOSCH製は熱と油に弱い。
smartの時にも熱ボケでエンコして交換した憎いヤツ。( https://hi-sun-kobe.blog.ss-blog.jp/2017-09-03 )
どの車でも大抵、エンジンの奥底の狭い所に付いていて交換が面倒。
このセンサー、永久磁石の芯にコイルを巻いた構造で、回転するフライホイール外周のギザギザ(凹凸)に近接させることで電磁誘導により回転数に応じた交流電圧パルスを出力します。
このセンサでピックアップしたクランクの回転数に合わせて、点火・燃料噴射のエンジン制御が入ります。また、クランクの回転加速度とクランク角度から各気筒の燃焼監視(失火すると当該気筒の燃料をカット)もしています。
なのでセンサがボケるとエンジンの回転を検知出来ず、燃料カットが働いてエンコします。
先ずは車体を上げてエンジンを覗けるようにホイール外し。
この奥、エンジンとミッションの境目付近に刺さっているはず。
エンジンとミッションの境目はこの辺り。
ありました!
中央左がセンサで、そこから下~右上にケーブルが伸びているのがそれ。
センサは外せそうだけど、反対側のコネクタの位置が確認出来ません。奥の方はサスペンションのマルチリンクやフレームが邪魔で手が入らないのでどうやって交換したものか・・・
こんな物のためにエンジン降ろすのもねぇ。
2020-03-01 23:59
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