駆動系メンテナンス [メンテ・工具]
二代目通勤快速、なんだか出足がもっさりしてきた感あり。
走行3万kmゆえ、プーリーのウエイトローラーやベルトの摩耗が考えられるので交換のために分解整備です。
作業の半分はカバーとの格闘。
ベルト・プーリーカバーを外して
プーリーに回り止めをかけて22mmのメガネレンチで固定ナットを外します。
外したプーリーは若干の擦れはあるものの状態は悪くありませんでした。
減っているだろうと予想していたウエイトローラーは全く消耗なし。ローラーケース側も油気が無くなっているものの段付き消耗などはありませんでした。
ベルトもひび割れや減りも見られず、まだ使用出来る状態でした。
ウエイトローラーとベルトを用意していたのですが、次回5万kmでの交換まで取っておくことにして、ローラーとケースにグリスを充填して、プーリーのベルト当たり面を脱脂して、ケース内のダストを清掃して組み直しました。
ケース内への砂塵の吸い込みを防止するため、冷却エアの吸い込み口に換気扇フィルタで作ったフィルタを被せておきました。
整備後は加速がスムースになったので、ローラーのグリス切れかベルトとプーリーの接触面の滑りが加速不良の原因だったようです。