もぎたて [メンテ・工具]
瑞々しい果物ならともかく・・・
911の助手席サンバイザー、もぎ取られました。(-_-)
陽が当たるから動かそうとしたら取れた、とは母親の言。
使い方が分からないと壊すから触らないでと強く言ってあったのに、工場長がちょっとトイレに行った隙にやられました。
そもそも動かない方向に強引に曲げて折り取ったらしい。
年寄りって何で思い通りにならないと力わざに出るんでしょうねぇ・・・
取付のベースから折れています。
工場長には跨げないくらい敷居の高いおポルシェ様センターへ行くとこんなバイザーでもびっくりするくらい高額なので、何とか修復を考えます。
乗り出し整備 [メンテ・工具]
エンジンブローした通勤快速・フリーウェイの代替に仕入れたフォーサイト。
車両型式はフリーウェイ=MF03、フォーサイト=MF04で、エンジンも同型の進化型です。
実用にすべく乗り出し整備を実施。
先ずはざっと外観点検。
使用なりの傷や錆は多いものの、目立つ割れ欠けなどの破損なし。
前ブレーキディスクは問題なし。タイヤも7部山といったところ。
前ブレーキキャリパはCBR1000ブラックバードと同じ物。
2本繋がるブレーキホースのうち1本はリアブレーキに繋がっており、前後一緒にブレーキがかかるコンビネーションブレーキになっています。
この機構、キャリパにかかる油圧が1/2になりブレーキがソフトにしか効かないので工場長はあまり好みません。
フォーサイトの段付きシートは横ヒンジで軽く開くものの、シート高の低さゆえ、下のトランクが浅く容量がありません。
フリーウェイの半分程という感じです。もっとも、フリーウェイのトランクが他に例を見ないほど巨大なのですが。
前カウル左右にはエアスクープが。
ここから入った走行風は、ステップボード前端の外側スリットから吹き出す仕組み。
エアカーテンらしいですが、効果の程は???
ただカウルの形状が適切なのか走行風のウインドプロテクションは秀逸。足にも全く風が当たりません。
グリップヒーターもちゃんと機能しました。Hiだと熱いくらい。
先住のR1100RSにも付いていますが、こちらの方がずっと暖かいです。
エンジンは清掃された痕がありません。これまで大きな故障がなかった証拠です。
クーラントも問題なし。
オイルも汚れてはいるものの量はレベル上限まで入っていました。
チェック後、新油に交換しておきました。
リアブレーキ(左レバー)をかけてもリアのストップランプが点灯しないため、前をバラして点検。
テスタで当たって行ったところラインには電圧がきており、原因はブレーキスイッチの故障に特定出来ました。
接点復活剤を入れても復活しないので、これは部品発注して取替です。
リアキャリア上にはホンダ純正のパニアケースが。
中の赤いレバーを引くと、ワンタッチでリアキャリアから外せます。
このパニア、残念ながらヒンジ部分が切れて口が開いています。
内側にガムテープを貼ってヒンジ代わりにして凌いでいたようです。
ステンのヒンジをΦ4のタッピングビスと接着剤を併用して固定しました。
大きな故障や破損もなくエンジンも電装系も問題なし。
即実用です。
名刀発見 [くるま・バイク・乗り物]
高知の中津渓谷の駐車場に停めてあった、GSX1100S。
ファイナルモデルではないオリジナル。
塗り替えはされているようですが、ものすごくキレイな車体でした。オーナーさんが大事にしているのが見て取れます。
工場長が15年ほど前に乗っていたのは同型の青銀カタナでした。
ドイツ人工業デザイナー、ハンスムートの作品。
デザイナーズものに留まらない、走りも重厚で楽しい名車でした。
現代版のリバイバル車が出たようですが、工場長はやはりこっちだなぁ。
自動車時計博物館へ [くるま・バイク・乗り物]
鞆の浦から福山駅を越えて少し北上。
福山自動車時計博物館へ。
以前は駐車場だった東側に蔵が移築されて繋がっていました。
個人所有のジャンル不問のクラシックカー。T型フォード、ダットサンフェートン、ジープスター、日野ルノー、マツダ三輪、インディアン、陸王、ラビットなどなど多数。全て載せられないのが残念。
このミュージアムのテーマ「のれ!みれ!さわれ!写真撮れ!」が素晴らしい。どの車も触り放題乗り放題。こんな自動車博物館、他にありません。
亡父の最初のマイカー、スバル360デラックス。
奥のカスタムは後部がワゴン型で今でも通用しそうなモダンなデザイン。
このドアの開き方がなんかカワイイ。
この狭くて華奢な運転席。
日本人の平均身長はこの40年で5割伸びたのに違いない。
その他、国産軽の旧車もたくさん。
フェアレディSPL213、こんなオシャレな車が工場長が生まれる前に造られていたなんて。
同じ頃の初代クラウンも。
いつかはクラウンというコピーが納得出来る立派さ。当時は図抜けていたことでしょう。
インディアン2台。
古い方の前サスは板バネ式のスプリンガーホーク。
こんなのは初めて見ました。
阪神淡路大震災でボディに被害を被ったコロナマークⅡバンも。
この車、朝日放送の探偵ナイトスクープで神戸から福山まで自走で寄贈に行く様子を放送された車です。
マークⅡの陰にはラビットが。
これと同じ車両がうちでレストア途中のまま何年も寝てます。早く仕上げねば・・・
自動車博物館なのに、パイパーチェロキーまで展示。
勿論乗れます。
操縦桿も引けますがエレベータもラダーも結構な重さ。これ飛行中は空気抵抗も加わるのでさぞかし重いことでしょう。ミリ単位で正確に動かすのは難しそう。
サイドブレーキレバーは車のそれと同じでした。
建物の外にも南極観測隊の雪上車やボンネットバスなど多数。
増築された蔵の方には、時計台・タワークロックのメカ部分が多数。
灯油コンロも多数。
昔の調理器具かと思いきや、これの最新型はあまり形を変えず今でも販売されています。
その他に仏像も収蔵。
拝みばあちゃんも収蔵品。ひと気のない蔵の中で見つけて声が出るくらいビックリしました。
鞆の浦へ [小ネタ]
初めてのしまなみ海道へ。
来島海峡SAからの眺め、絶景です。
橋を渡り、大島を抜たら伯方島。
あの、♪は・か・た・の・しお!♪は、ここの塩田のオマージュらしい。
6つの島を渡りしまなみ海道を抜けて尾道経由で、潮待ちの港・鞆の浦へ。
宮崎監督が崖の上のポニョのイメージを固めた所としても有名になったとか。
ここの景色は大好きで、何度か訪れています。
この建物、昔は理髪店だったそうで、以前はここの娘さんが東京から戻ってハヤシライスを出すお店をされていましたが、もう閉めて久しいのか誰も住んでいない風情でした。残念。
鞆の浦で130年続く保命酒の醸造元、入江豊三郎本店で自分土産を買って帰りました。
清酒ではなくもち米を発行させた味醂ベースの薬草リキュール、いわゆるお屠蘇。
これ、紅茶にやミルクティーに少し入れるとハーブの香りが程よく利いて美味しいです。
松山へ [小ネタ]
R33を北上し、美川や砥部を抜けて松山へ。
松山へ来たら行っておきたい道後温泉。
駅舎がスタバになってから数年になりますが、ここは空いているし2階席の雰囲気も良し。
アーケードになにやら人だかりが。
お祭りの準備で神輿が出ていました。
これ、喧嘩神輿でいくつかの町の神輿をぶつけ合いする喧嘩祭りのようです。
大街道(アーケード街)では、酒飲んで大声出してトランス状態の威勢の良い兄ちゃんたちが、トラックの荷台に括り付けた布団めがけて神輿でタックルする練習をしていました。
アーケード横の毎正時に動くからくり時計も時間が合ったので見られました。
道後温泉本館は現在工事中。(営業はしています)
なので、道後温泉別館・飛鳥の湯へ。
現代版・道後温泉本館という感じ。貸浴衣で2階でお茶とお菓子を頂いて休憩出来るサービスも同じです。
30年ぶりに [小ネタ]
自由軒から車で15分、中津渓谷へ。
学生時代に1度来たきり、30年ぶりの再訪です。
仁淀川の源流、山深い清々しい清流。
川の水の透明度のすごいこと。
川沿いの遊歩道を上流へ遡って行きます。
遊歩道最終点の雨竜の滝へ。
さらに100mほど上流へ進むと、こんな小滝も。
記憶に残る清流でした。
なかなか来ることのない所ですが、寄ってみて良かった。