放浪記(5) [小ネタ]
すごく久しぶりに金沢市内を散策。
近江町市場は観光客で溢れてすごい活気でしたが、いまや魚屋は刺身の立ち食い店に変貌という感じで、昔の街の市場っぽさはすっかりなくなってしまいました。
お昼は、今はエムザ口と呼ばれる古い方の入り口を入ってすぐの回転寿司・大倉へ。
もう15年ほど前に初めて入った際、金沢の地物の魚の美味しさや関西の回転寿司とのレベルの違いに驚いたものでした。
今回も地物を堪能しました。
市場を出て、ほど近いにし茶屋街へ。
こじんまりとして良い雰囲気です。
ここから少し距離がありますが、城跡を挟んで反対側のひがし茶屋街へ。
こちらは観光のメッカだけあってすごい人出。
お茶屋で母親へのお土産に。
加賀棒茶とはお茶の茎だけを煎じた珍しいお茶。とても香りが良いです。
金沢市内散策を楽しんだ後は、北陸道と東海北陸道をひた走って
白川郷ICへ
徳光PAに住んでいたせいでルートと走破時間の整合が取れないためETCゲートで止められ、暫し事情聴取されました。(別に違反等ではないのですが)
今夜は道の駅白川郷で車中泊。
そこから車で10分ほどのしらみずの湯へ浸かりに行きました。
露天風呂で地元の少年(小6)と一緒になり、その辺の観光案内なんか足元にも及ばない、住民にしか語れない白川郷にまつわる話を色々と聞かせてもらいました。
少年の白川村への郷土愛をひしひしと感じた良い時間でした。
放浪記(4) [くるま・バイク・乗り物]
この博物館は、昭和の懐かしい実用車が多数収蔵されているのが工場長のツボ。
スカイライン並び。
R32以降のGT-Rの中古車は以前はお手頃だったのに、製造から25年過ぎて米国へ引っ張られて行くようになった今ではすっかり高根の花になりました。
デザインではトヨタ2000GTに比肩する格好良さのフェアレディ。
ハコスカより希少なZ432。2000GTの218台より多いとはいえ、419台しか作られなかったとか。
レースエンジン直系のS20エンジン。メカニカルで美しい。
こちらは240ZG。工場長はZ432よりこちらが好み。
子どもの頃、このGノーズに萌えたものです。
日産つながりで、オーテックザガート2車。
レパードにイタリアンデザインの手作りボディを載せた名車?迷車?
同じイタリアンデザインで手作りボディと言えば、いすゞ117クーペ。
流麗で美しい車です。
これもイタリアンデザインのピアッツァ。
当時、法規上やむを得ず付けたフェンダーミラーにジウジアローが激怒したという逸話もあり。
インテリアデザインも未来的でしたが、メカは古典的なFRジェミニでした。
いすゞの造る乗用車はスポーツライクな良い車が多かった。
オペルカデットと兄弟車だったFRジェミニに、テレビCMのトリッキーなアクロバティック走行にワクワクしたFFジェミニ。
地味だけど小型箱スポーツ好きにはたまりません。
小型スポーツと言えば、外せない2台のホットハッチ。
シティ・ターボ2
マーチ・スーパーターボ
この当時はシャレードデトマソ、韋駄天スターレット、CR-X、カルタスGTI、新大陸ファミリアGT-R、パルサーGT-Rなど、楽しい小型ハッチバック車が多かった。カタログスペック上、1psでも多い者勝ち。今のようにドアが電動で開いたりシートがフルフラットになるなんて事はどうでも良かった時代です。
国産車だけでなく外国車も多数。
シャープでハンサムだった時代のBMW3.0CSL
小型だけど高級車、英国の気品を感じるバンデンプラプリンセス。
顔とテールランプだけ似せたミツオカのとはオーラが違う。
フランス製のシムカ。
RRゆえのっぺり顔だけど、ラリーでも活躍したというヒストリーがあるだけで格好良さ5割増し。
ベルリンの壁崩壊後、こんな車がまだ造られていたのかと驚いたトラバント。
紙で出来た車だと言われますが、ボディは紙にレジンを含浸させた似FRP。相当重たそう。
外せないVWは、空冷を数台収蔵。
タイプ1、カルマンギア、タイプ3、タイプ4が並んでいました。
バスや水冷は探し方が悪かったのか見つけられませんでしたが、広い館内のどこかに並んでいたはず。何なら工場長のゴルフ3GTIも持ってきて並べるのに。
乗用車やスポーツカーだけでなく、働く車も多数。
ロンドンバス
2階はオープン席です。
いすゞのボンネットバスBXD30
always3丁目の夕日で実際に使われた車両だそう。
この車内と運転席の眺め、ノスタルジックです。
高級ノスタルジックな、300SL
幻の和製スーパーカー、ジオットキャスピタ
こんなのが市販前提で開発されていたのですがら、バブルっていい時代でした。
〆は工場長の大好物、軽量スポーツカー。
コスモスポーツ
マットビハイクルになった車です。ボンドカーになった2000GTと並んで、この車も日本の宝。
ロータスヨーロッパ
英国ライトウエイトの極み。でもFRPボディのせいかサイズの割りに意外と重たい。
日英ライトウエイトの競演。
この2車、こうして並ぶとイメージ、デザインともにどことなく共通するものがあるように思います。
この日は時間の関係で駆け足で見て回ったため収蔵車の1/3程度しか見られていないのですが、とにかく数が多いし車との距離が近い。
クラシックカーやスーパーカーと並んで庶民的な懐かしい車も多く、見る人それぞれに懐かしい想い出が蘇るタイムマシン的博物館。特に昭和を生きた人は足が止まる展示が多いはず。
http://mmj-car.com/
次回はここも弁当持ちだな。
放浪記(3) [くるま・バイク・乗り物]
航空プラザから小松市内を抜けてR8のバイパスに入り、南へ少し下って日本自動車博物館へ。
大きな自動車博物館で、3フロアに展示車がぎっしり。収蔵車両は500台以上だとか。
入口前のアプローチには、アストンマーチンとベレットとリンカーンが駐めてありました。
中でもこのベレット、見た目はクラシカルですがメカニズムにはだいぶ手が入っている様子で、ホイールの隙間から覗くエンドレス製のフロントブレーキキャリパにやる気を感じます。
建屋入口に鎮座するスバル360デラックス。
亡父の最初のマイカーでした。工場長がまだ小さい頃、これに家族5人が乗って北海道一周しましたが、今思えばほぼ冒険。
入口を入った目の前にはトヨタ2000GTが。
しかも前期型と後期型の2台揃い。
もう言葉が出ない。日本の宝。
どちらか1台くれるなら迷わず補助灯の小さな後期型です。ま、望んだところで誰もくれないけど。
ダルマセリカの後期型とセリカリフトバック。
リフトバックは略してLBなんて書くのが格好良かった。
初代カローラKE10の後期型。
サニーに排気量100ccの差をつけて差別化してセールスしたとか。
亡父の2台目のマイカーでした。小型軽量でルーミーなボディは今でも十分通用しそう。
2代目カローラTE27レビンの後期型。
DOHCの2TGかOHVの2TBの何れかは確認出来ず。
3代目コロナ後期型と6代目コロナ2000GT。
トヨタ版羊の革を被った狼。両車共に親類が持っていて載せてもらったことがありました。
コロナマークⅡだった4代目と、トヨタマークⅡになってコロナを捨てた5代目。
このツインターボのバッジに萌えたものです。
これも日本の宝、トヨタスポーツ800、通称ヨタハチ。
2000GTのスケールダウン版と思われがちですが、ヨタハチの方が開発・リリースは先。
車重580kgの超軽量さは、馬力頼みでどんどん戦車化してゆく現代のスポーツカーに見習ってもらいたい。
放浪記(2) [くるま・バイク・乗り物]
徳光PAを出て一般道を南下し、小松空港そばの航空プラザへ。
15,6年前に1度見に行ったことがありますが、その当時の展示内容は今ほどではなく、空自の倉庫のような感じでした。
外には海自のHSS-2Bと練習セスナのKM-2が青空展示されていました。
入り口入ってすぐのロビーには、故・ロック岩崎氏の愛機、ピッツS2Bが。
奥の展示エリアには展示機がぎっしり。
民間プロペラ機だけでなく空自の機体も。
T-33A練習機。
エンジンは遠心圧縮式ジェットエンジン。
排気口は現代の物に比べるとプレーンです。
隣には、F-104Jスターファイター。
パワフルで重厚な現代の戦闘機とは異なり、細長くてシャープな機体です。
その奥にはブルーインパルスの2代目、T-2。
アフターバーナー付きのターボジェットエンジンは遠心式に比べてコンパクト。
排気口もノズルが可変で複雑になっています。
このT-2、離陸時や急上昇時にアフターバーナーを焚くとスモークオイルが発火してしまい、スモークを引かない代わりに火炎を噴射しながら飛んだそうで、それも見せ場だったとか。
主脚のディスクブレーキは変形円型キャリパーの全周に小型ピストンを配した片押し式。
ディスクはベンチレート無しのドリルドロータでした。
ブルーインパルス、初代~現行までの3機を模型展示してありました。
富士T-3練習機。
エンジンフードをオープンしてありました。
プッシュロッド式OHVの空冷フラット6、クロスフローで燃料噴射式。結構ゴツいエンジンです。
2階の展示室には世界の新旧飛行機のスケールモデル展示や航空力学の学習展示や簡易シミュレータが。
中でもこの玉虫型飛行器の復元模型は、人力飛行機としての実現性はともかく、素晴らしく美しい。
懐かしいYS-11の本格的なシミュレータは順番待ちが長く、時間の関係で断念。
代わりにT-4の1番機に乗ってきました。
入場無料で、エアコンの効いた屋内施設で外の暑さとは無縁で、何より戦闘機やヘリのコックピットに座れるなどの飛行機好きには嬉しい展示内容。
次は弁当持ちだな。(展示機のすぐ横に、弁当を拡げるテーブル席コーナーまであり)
放浪記(1) [小ネタ]
ソーラー電源の搭載が完了した軽四キャンパーで短期放浪の旅に。
左右に同じサブバッテリーを積んでおり、合計容量は76A。
夜間にペルチェ式の小型冷温庫とポータブルBDディスクプレイヤーとタブレットと12V扇風機を駆動しても、昼間のソーラー充電で賄える計算です。
台風10号と並走するように舞鶴道・北陸道を北上し、徳光PAへ。
スマートICや海水浴場や海浜温泉もあるし、ここでの車中泊を拠点に小松・金沢を散策の計画です。
でも台風が引っ張る南からの熱気の影響で車中泊には酷な暑さでした。網戸を造っておいて良かった。
海浜温泉の朝風呂(この時期は5時から営業)が開いていて助かりました。
チャージコントローラ取付 [メンテ・工具]
ソーラーパネルで発電した電気の電圧・電流を調整してバッテリーに蓄えたり、バッテリーから使用する量の制限を行うコントローラを取付。
左側キャンパーラック2段目の奥に取付。
サブバッテリー不使用で降ろす際のことを考えて、ソーラーからの電源供給を切れるよう、ケーブルはコネクタ取り合いに加工。
コネクタのオス/メスで3.5sq→2sqにサイズダウンしてチャージコントローラへの入力線にしました。
ソーラーパネルからの入力、バッテリー取り合い、負荷(リアのアクセサリーソケットへ)出力の配線を端子台へ接続して設置完了。
右側キャンパーラックにも同様に取付。
電源は左側のチャージコントローラの入力端子から2本噛ましでパラ取りして並列接続に。
ソーラーパネルの発電電流定格が7Aなので、片方で3.5A。
左右独立で積む小型サブバッテリー1個の容量が38Aなので、約1/10の理想的な充電電流となる計算です。
このチャージコントローラは単純なスイッチング回路を1個持ったDC/DCコンバータのPWM方式。
昇圧無しの電圧制御のみなので低照度の際は充電電圧に達さず充電出来ませんが、パートタイム接続の走行充電器も装備( https://hi-sun-kobe.blog.so-net.ne.jp/2019-07-24
)しているので、放浪先で雨天続きでも充電に困ることは無いでしょう。
ソーラーパネル設置 [メンテ・工具]
車室側へのケーブル引き込みが完了した( https://hi-sun-kobe.blog.so-net.ne.jp/2019-08-08 )ので、パネル本体を屋根に取り付け。
パネル長と面一に前後幅を調整したキャリアベースの下に潜り込ませて自作金具で固定しました。
横には下から走行風が潜り込んでパネルをたわませないよう、ソーラーパネルのフレーム下部と車両の屋根パネルの間に防風板(ホームセンターで見つけた25mm幅L字型の内装材)を事前に取付ておきました。
防風板の中央付近内側には、パネルのバタつき防止のために、発泡スチロールの角材を貼り付けて、ソーラーパネルの重量を車の屋根でも支える構造としました。
配線を見えないように隠して、設置完了です。
容量は大きくないものの、自立電源の装備は何かと心強い。
気温の高い昼間の晴天下でDC22V程度、夕方の西日の晴天下でDC20Vは出ているので、サブバッテリーの充電には十分です。
今回の設置作業はA本さんにお手伝い頂きました。
出来る人はやはり段取りと作業中の気配り目配りが違います。
お陰でサクサクと取付完了しました。
有難うございました。m(_ _)m
1か月経ちました [いぬ]
さんごさん逝去からはや1か月。
今でもつい、さんごさんの好物を一口残したり、椅子を引くときに足元を見回したり、2階へ上がる際に階段下でさんごさんを抱っこする方向に向き直ったり、さんごさんと暮らして染みついたルーチンが抜けません。いや、敢えて抜きたくないのかも。
まだいるような気がして、さんごさんの好きだったオヤツも処分出来ずそのままに。
中でもこれが好きだったなぁ。
食欲が落ちてからもこれだけは食べてくれたので、週に何度か仕事帰りに買い求めに走ったものでした。
さんごさんが寝ていたベッド、未だ気配がします。
さんごさん、もう一度会いたいなぁ・・・
ソーラーパネル取付準備 [メンテ・工具]
軽四キャンパーのサブ電源チャージ用にソーラーパネルを設置する準備を。
先ずはソーラーからの電源ケーブルを屋根から車室内に引き込む方法を検討。
リアハッチ上部のグロメットが嵌った不使用の穴から引き込めそうです。
天井の内張をはぐると、車室側にも引き込めそうな穴がありました。
グロメットにケーブルを通して、内側にシリコンコーキングを打っておきました。
車体に取り付け
外側もコーキングで隙間を埋めて防水しておきました。
車室側は天井の内張内を通して、キャンパーラック後ろの隙間から引き出しました。
大加工無しにケーブルが引き込めて良かった。
丹波へ [小ネタ]
久しぶりに996を走らせに丹波のLOCSSE TAMBAへ。
ロハス系のカフェやパン屋の集合体という感じ。
ベーコンめしを頂いてきました。
カフェのテーブルスペースになっている元牛舎と思わしきスレートの建屋の奥には、縦目の230SLが。
帰りに、すぐ近くのひまわり畑を覗いてきました。
夏を満喫。
でも996にはこの猛暑はやや過酷。帰路、下道で渋滞に巻かれた際には水温がかなり高めを指していました。